本日は連休前でお酒の注文がたくさんありました。出勤をしてみるとカウンターの上にお酒がずらりと並んでおりました。
うちの酒屋さん（津之喜酒舗）京の台所といわれる錦市場で創業200年にもなる酒屋さんなんですね。http://www.tunoki.co.jp/
その社長とは彼が若かりし頃、大阪に丁稚奉公に行ってた頃からの付き合いで、もう20年近くになります。
そのお互いが若かった頃、よく大阪はみなみでよくお酒を飲んだんですね。お互いの将来の話とかをして…（現在もまったく変わっておりませんがとにかく酒癖が悪く出入り禁止のバーがみなみには数件ありましたが…）
そんなくだらん話をしている中で今でも印象的だった事を今日カウンターの上に並んでいるお酒を見てふと思い出しました。
「お酒の配達をしてて心掛けてることってなに？」っていう質問に彼は「お店の人が出勤して気持ち良く仕事をしてもらえるように綺麗に並べる事かなぁ」って答えてくれたんですね。
それから何年かして自分でお店をした際に、彼の酒屋さんと取り引きをするようになりお店の鍵を預け納品をしてもらっているんですが、カウンターの中から見やすいようにラベルを向けてくれ１列に綺麗に並んでいるんですね。勿論ウイスキーの肩の所に埃一つありません。酒屋さんって日本酒のメーカーさんの前掛け（この彼は最近何故かサロンをしてますが…）とかしてますよね。それで拭くのかな…
それを見るとホントに気持ちよく仕事にはいれるんです。
ただ、現在は彼が配達はしておらずお店の若い従業員タッキーが配達してくれてるんですが、ちゃんとその辺は引き継がれているんだなぁーって思った次第です。